ネット上のSNSやコミュニティで定期的に大きな反響を呼ぶのが、はるな愛さんの「若い頃の写真」です。幼少期から歌謡大会などで頭角を現し、子役タレントとしても活動していた彼女は、10代前半の頃は誰もが見惚れるほどの端整な顔立ちをした「美少年」でした。
当時のポートレート写真を見たファンからは、「ジャニーズ系アイドルに匹敵する超絶イケメン」「美しすぎて性別を超越している」といった絶賛の声が絶えません。しかし、本人の内面では外見の男性性と自己認識の女性性との間で凄まじい乖離が生じており、その美しさは本人の苦悩の上に成り立っていたものでした。
手術を経て女性としてのビジュアルを確立した彼女は、2007年の「エアあやや」ブレイクを経て、2009年にタイで開催された世界最高峰のトランスジェンダービューティーコンテスト『ミス・インターナショナル・クイーン 2009』に出場。圧倒的なパフォーマンスと美貌で世界中の審査員を魅了し、日本人初となるグランプリ(世界一)を獲得しました。単なるバラエティタレントの枠を超え、世界レベルの美の象徴として歴史に名を刻んだ瞬間でした。