彼女たちが大学で学んでいた時期は、日本の音楽エンターテインメント業界がデジタルシフトへと大きく舵を切り始めた過渡期でもあった。プロデューサー中田ヤスタカが生み出す先進的な電子音と、3人の人間味あふれるダンスやパーソナリティのコントラストは、従来のアイドル像を根底から覆した。
大学で多様な価値観に触れ、広範な教養を培っていたことは、楽曲や世界観を深く理解し、制作陣との共同作業を円滑に進めるうえで大きな強みとなった。単なる「歌い手」にとどまらず、クリエイティブな表現のパートナーとして演出チームと対等に議論を交わす姿勢は、この大学時代に形成されたと関係者は語る。