難関校の座を脅かす存在として現場教員の間でも語られるのが、開智高校和歌山評判の着実な向上です。「S類」および「類」を設置し、生徒一人ひとりの習熟度に合わせた徹底的な個別指導を展開。公立トップ校に僅差で届かなかった層を手厚く鍛え上げ、現役で神戸大や大阪公立大、関関同立へ送り込む指導力は、地域で高い信頼を獲得しています。
公立中堅上位校に目を転じると、星林高校偏差値推移が極めて象徴的なデータを描いています。普通科に加えて国際交流科を設置する同校は、文科系や語学系を目指す受験生を中心に根強い人気を誇ってきました。直近数年の偏差値は58〜61のレンジを安定して推移しており、「桐蔭・向陽には届かないが、質の高い進学校で文武両道を実践したい」という層の受け皿として確固たる地位を築いています。
しかし、近大和歌山(進学)や開智(類)との間で中堅上位層の奪い合いが激化しており、星林の出願倍率は併願私立校の特待合格の出方によって大きく乱高下する傾向が見られます。