カットが成功しても、自宅でのスタイリング剤選びとドライヤーの当て方を誤れば、せっかくのシルエットは台無しになります。薄毛男性が絶対に避けるべきなのは、重たい油分を含むウェット系ワックスや粘度の高いジェルです。これらは毛束を細く固めて地肌を透けさせ、皮脂と混ざって「洗っていない髪」のような不潔感を生む原因になります。
正しい薄毛メンズ整髪料ワックスの選び方の基準は、「クレイ(泥)系」「ドライ・マット系」「パウダー系」のいずれかを選択することです。油分が極めて少なく、髪に軽やかな摩擦を生み出すタイプを選ぶことで、細くなった毛同士が支え合い、ふんわりとしたボリュームを終日維持できます。
日々のスタイリングは、以下の3ステップで完了します。
- 根元を起こす温風ドライ(所要時間:2分):髪を濡らした後、後頭部から前頭部へ向けて下から上へ風を送り、生え際の根元を強制的に立ち上げます。毛先ではなく「毛根」に風を当てることが最大のポイントです。
- 微量のマットワックスを手のひらに伸ばす(所要時間:30秒):大豆一粒分のワックスを手のひらから指の間まで白さが消えるまで均一に伸ばします。
- 後頭部から塗布し、前髪は余りを軽くつける(所要時間:30秒):一番毛量の多い後頭部・側頭部から揉み込み、頭頂部を軽くつまみます。前髪にワックスを付けすぎると重みで割れるため、手に残ったごくわずかな整髪料で毛先を整えるだけに留めます。最後にハードスプレーを頭頂部から30cm離して一振りすれば、夕方まで崩れない立体感がキープされます。