頓服薬を飲むベストなタイミングは、医師や薬剤師から指示された「特定の症状」が自覚された時点です。例えば頭痛薬であれば「本格的な激痛に襲われて身動きが取れなくなる一歩手前」、胃薬であれば「キリキリとした強い痛みを感じた直後」などが一般的な目安になります。
ここで最も注意しなければならないのが、「薬を飲んだのに30分経っても痛みが引かないから、もう1回飲もう」という自己判断による連続服用です。内服薬は胃や腸で吸収され、血液を巡って患部に作用するまでに一定の時間を要します。効果が出る前に薬を重ねて飲んでしまうと、体内の薬物濃度が急激に跳ね上がり、胃潰瘍や肝機能障害、急性中毒などの重篤な副作用を引き起こす引き金になりかねません。