札幌北高校の大きな特徴の一つが、定められた制服が存在しない私服通学です。式典時などに着用する標準服の指定も基本的になく、生徒は各自Tシャツやパーカー、シャツなど清潔感のある服装で日常の学校生活を送っています。髪型や身だしなみについても過度な規制はなく、生徒の良識に完全に委ねられています。
卒業生の手記や在校生の口コミで頻繁に語られるのが、校内の充実した学習空間(自習スペース・図書室・渡り廊下の学習ブースなど)の存在です。放課後や休日の補習期間になると、多くの生徒が自然と自習ブースや教室に残り、静寂の中でペンを走らせる光景が見られます。「誰かに強制されて勉強するのではなく、周囲が当たり前にハイレベルな自習をしているから自分も机に向かう」というポジティブな同調圧力が、学校全体に根付いています。
また、出身有名人の顔ぶれを見ても、ノーベル化学賞を受賞した鈴木章・北海道大学名誉教授をはじめ、政財界のリーダー、最高裁判所裁判官、著名な医師、学者、文化人に至るまで、知性派の重鎮を多数輩出しています。この脈々と受け継がれる知の系譜が、在校生にとっても大きな誇りと指針になっています。