インターネット上のQ&Aサイトや一部の掲示板では、ブレーキランプトラブルに関して危険な誤解が散見されます。愛車の安全性を担保するため、以下の実態を正しく認識しておく必要があります。
「ヒューズを抜いたまま走行しても問題ない」という致命的な誤解
応急処置としてヒューズを抜いた状態のまま、翌日昼間に「明るいから大丈夫」と自走して整備工場へ向かう行為は極めて危険です。ブレーキランプが一切点灯しない車両は道路運送車両法の保安基準違反(整備不良)となり、後続車からの追突事故を引き起こす確率が跳ね上がります。さらに、最近の電子制御AT車やハイブリッド車では、ブレーキスイッチ信号が途絶えると「シフトレバーがパーキング(P)から動かない」「プッシュスタートでエンジンが始動しない」といったインターロック機能が働き、走行不能に陥る設計になっています。
応急処置を施した後は、仮のストッパーを設けて正常に点灯・消灯が連動することを確認するか、無理に自走せずレッカー搬送を選択するのが鉄則です。