自身のアイデアとコード一つで世界を塗り替える「テック起業家」への憧れも、高学年を中心に根強い人気を誇る。かつてIT起業家の若き葛藤と熱狂を描いた映画『ソーシャル・ネットワーク』が与えたインパクトの残像は、今の若い世代にも脈々と受け継がれている。大学の寮から世界を動かすサービスを生み出すダイナミズムは、時代を超えて若者の心を掴んで離さない。
今日では、高校生や大学生がビジネスSNSのLinkedInなどを自在に使いこなし、社会人や投資家と直接つながりを構築するケースも当たり前になった。在学中にスタートアップを立ち上げる若者も増えており、彼らにとって起業とは遠い世界のおとぎ話ではなく、自らの力で切り拓く地続きのキャリアプランとして存在している。