のどちんことは?口蓋垂の役割と腫れる原因・いびきの危険性を徹底検証

のどちんことは?口蓋垂の役割と腫れる原因・いびきの危険性を徹底検証

のどちんことは?口蓋垂の役割と腫れる原因・いびきの危険性を徹底検証に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

Q1:生まれつきのどちんこが2つに分かれているのですが病気ですか?

A1:先端が2つに割れている状態を医学的に「二分口蓋垂(にぶんこうがいすい)」と呼びます。日本人でも数百人に1人程度の割合で見られる先天性の形態異常です。食事の際に鼻へ牛乳などが頻繁に逆流したり、言葉の発音(構音障害)に支障がなければ、特別な治療や手術を行わずそのまま放置して問題ありません。ただし、粘膜下に口蓋裂が隠れている「粘膜下口蓋裂」を合併しているケースもあるため、気になる場合は一度耳鼻咽喉科で診察を受けると安心です。 Q2:朝起きたら急激にのどちんこが長くなって舌にくっつきます。原因は何ですか?
A2:大半のケースは、前夜の過度なアルコール摂取、極度の肉体疲労、乾燥した室内環境での激しい口呼吸といびきが重なったことによる「急性の物理的浮腫」です。アルコールによる血管拡張と、いびきの振動・吸気の陰圧が粘膜に水腫を引き起こします。水分をこまめに摂り、部屋を加湿して安静にしていれば通常1〜2日で引きますが、呼吸困難感がある場合は迷わず受診してください。 Q3:のどちんこに白いぷつぷつができて痛むのは癌(がん)でしょうか?
A3:白いできものの圧倒的多数は、疲労やビタミン不足、粘膜の傷から生じる良性の「アフタ性口内炎」です。通常は1週間から10日程度で自然に治癒します。口蓋垂の悪性腫瘍(癌)は極めて稀ですが、痛みがほとんどないのに徐々にしこりが大きくなる、出血を伴う、表面がカリフラワー状に隆起している、2週間以上経過しても縮小しないといった兆候がある場合は、速やかに耳鼻咽喉科で細胞診や生検を受ける必要があります。 Q4:切除手術を受けたら声が変わってしまうことはありますか?
A4:通常の日常会話レベルであれば、他人が気付くほどの劇的な声の変化が生じることは稀です。しかし、高音域を響かせる声楽家やプロの歌手、アナウンサーなど、微細な共鳴腔のコントロールを要する職業人の場合、鼻へ抜ける呼気量や音色の微妙なニュアンスに違和感を覚えるリスクがあります。そのため、発声を専門とするプロフェッショナルに対しては、切除手術は極めて慎重に適応が検討されます。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。