どのような書き込みが法的トラブルへと発展しているのか。実際に法務チームや弁護士が抽出したデータを紐解くと、投稿の内容はいくつかの典型的なパターンに分類される。最も目立つのは、容姿や声、立ち振る舞いに対する無遠慮な侮蔑だ。「批評」の体を装いながらも、個人の尊厳を直接的に踏みにじる粗暴なワードが連日投げつけられていた。
より深刻な問題を引き起こしているのが、根拠のないプライベート情報の捏造である。過去の人間関係や嘘の目撃談を仕立て上げ、あたかも確証があるかのように拡散する行為は、タレントの名誉を大きく傷つけるだけでなく、企業とのCM契約や番組出演にまで物理的な害を及ぼしかねない。最近ではディープフェイク技術を用いた捏造写真や音声が添えられるケースもあり、悪質性の度合いは過去の比ではない。