不用品回収業を謳う違法な業者の多くは、実体のある店舗を持たずに活動している。街中を軽トラックで巡回するか、連絡先として携帯電話番号やSNSのアカウントしか書かれていない紙切れ一枚を投函する営業スタイルが定番だ。
彼らが狙うのは、価値のある貴金属や新しい家電だけではない。積み込み作業が始まった途端、「この型番は無料対象外だ」「階段の手押し運搬料が発生した」と理由を捏造し、請求額を膨らませていく。事前見積もりを頑なに拒み、荷物を荷台に載せ終えて逃げられない状態を作ってから支払いを要求する卑劣な手法も確認されている。