日本国内で中国語に対する注目が急上昇した背景には、映像コンテンツの目覚ましい進化がある。特に肖戦(シャオ・ジャン)と王一博(ワン・イーボー)が主演を務め、世界中で歴史的メガヒットを記録したファンタジー時代劇『陳情令』は、華流エンタメの評価を決定づけた。
この作品を制作したテンセント(Tencent Video)をはじめ、NetflixやiQIYI(アイチーイー)といった大手動画配信プラットフォームが日本市場に本格的な華流ラブコメディや本格ドラマを大量に投入したことで、視聴環境は一変した。字幕と原音を照らし合わせながらドラマを楽しむ視聴者が増え、推しの俳優が口にする生のセリフから生の言葉を学び取るスタイルが定着。こうしたエンタメ体験が、実用的な中国語学習への強力なモチベーションとなっている。