かつては記念写真の定番に過ぎなかったVサインが、いまやWeb上のイラスト文化において強力な引き出しとして機能している。X(旧Twitter)やpixivといったプラットフォームでは、毎日のようにハッシュタグを伴った魅力的な作品が投稿され、世界中のファンを魅了している状況だ。タイムラインを流れる無数の画像の中から一瞬でユーザーの視覚を捉えるため、イラストレーターたちは指先の角度や顔との距離感に工夫を凝らす。
画像のビジュアル検索に強みを持つPinterestでも、ポーズのアイデアやカラーパレットの参考資料として保存される事例が後を絶たない。グラフィックデザインやポップアートの要素を融合させた鮮烈な色彩表現は、若年層のハートを掴んで離さない。ピクシブ株式会社が主催する各種コンテストや企画においても、手の表情を効果的に見せる作品が上位に食い込む傾向が続いている。