鼻ピアスの位置決めでもう迷わないための基本は、自分の鼻の構造を見極めることだ。最もポピュラーなノストリル(小鼻)の場合、小鼻の「溝(へこみ)」から1〜2ミリ上が黄金比とされる。笑ったときに小鼻が横に広がる可動域を計算に入れておかなければ、リングを装着した際に引っ張られ、ホールに負担がかかる原因になる。小鼻のカーブの中央やや下にマーキングするのが、横顔のバランスを美しく見せるコツだ。
一方、鼻中隔に開けるセプタムは、軟骨そのものではなく「スウィートスポット」と呼ばれる軟骨同士の隙間の柔らかい皮下組織を通すのが鉄則だ。ここを外して軟骨を射抜いてしまうと激痛を伴い、ホールが定着しない。正面から見たときにリングの丸みが綺麗にのぞく高さをプロに見極めてもらうことが、ノストリル・セプタム問わず失敗を防ぐ絶対条件と言える。