栄養面の課題解決に向けては、行政の取り組みも参考になる。農林水産省が推進する「1日350g以上の野菜摂取」の目標に対し、一皿完結型のカレーは一見すると野菜不足に陥りやすい。そこで脚光を浴びているのが、副菜による効率的な野菜の補給と、それを実現する時短ノウハウだ。
時間をかけずに品数を増やすテクニックとして、電子レンジで完結する温野菜サラダや、作り置き可能なマリネが重宝されている。事前準備に手間をかけず、市販のカット野菜や冷凍素材をスマートに活用することで、多忙な平日であっても栄養満点の夕食を短時間で用意できる。これこそが現代の家庭に求められる合理的な調理スタイルだ。