伊勢エリアの絶対的メインブレイクである国府の浜(Kokufu-hama Beach)と、その南隣に位置する市苺浜。この2大ポイントを攻略するうえで、最も重要となるのがリアルタイムの波情報・タイドグラフ(Tide Graph)の正確な把握だ。国府の浜は広大な砂浜が広がり、三角、ラニバ、松林前、八幡前といった複数のピークが存在する。それぞれのピークでボトム(海底)の地形が微妙に異なり、潮位によってブレイクの質がガラリと変わる特徴を持つ。
特に満潮から干潮に向かう「引き潮」のタイミングは、沖からのうねりが砂付けの良好なサンドバーにヒットし、美しいAフレームの波を形成しやすい。一方で、市苺浜は国府の浜よりもワンサイズ大きくうねりを拾う傾向があり、ダンパーになりやすい引き際よりも、潮が適度に乗っているミドルタイド(中潮)前後が狙い目となる。スマートフォンの潮汐アプリや現地カメラの映像をリアルタイムで突き合わせ、潮の満ち引きと波高の相関関係をタイムリーに読み切ることが、不発に終わらないセッションへの第一歩だ。