母としての実体験は、やがて一人の人間として社会に提言する大きな推進力へと姿を変える。政府が設置した「一億総活躍国民会議」の有識者議員として彼女が選出されたニュースは、大きな話題を呼んだ。
単なるタレント議員としての参画ではなかった。彼女の発言には、自ら特別支援教育や福祉の現場で感じ取ったリアリティと、当事者の親としての切実な声が込められていた。障害を持つ子供たちが取り残されない社会、親が孤独に孤立しないための支援態勢の構築。彼女が会議の場で語った言葉は、机上の空論ではない重みを持ち、多様性を認め合う社会づくりへの貴重な一石となった。