天体写真を撮影する際、通常は重量級の三脚が必須とされる。しかし、最新のAndroidスマートフォンなら手持ち撮影でも十分すぎるクオリティが狙える。鍵を握るのは、物理的な姿勢の制御とセルフタイマーの活用だ。
高倍率ズームを使用している際、わずかな手ブレが画角内では大きな揺れとなって現れる。両手でしっかりとスマホを保持し、両肘を自分の脇腹に固定する構図をとろう。さらに壁や手すり、車体などに身体や腕を支えさせると、安定感は劇的に跳ね上がる。
画面をタップする指の振動すら排除するため、2秒のセルフタイマーを設定するのもプロの常識だ。シャッターボタンを押してから実際にシャッターが切れるまでのわずかなタイムラグが、指によるブレを完全に相殺してくれる。電子式および光学式手ブレ補正(OIS)との相乗効果により、手持ちとは思えないシャープな輪郭が得られるはずだ。