接触皮膚炎の典型的な症状は、赤み(紅斑)、ブツブツとした盛り上がり(丘疹)、強いかゆみ、そして重症化した場合の小さな水ぶくれ(小水疱)です。医療機関の臨床写真などでも確認できるように、「原因物質が触れた境界線に沿って症状がクッキリ現れる」のが際立った特徴といえます。
異変に気づいた際の応急処置としては、まず何よりも「患部をこすらず冷水で洗い流し、冷やすこと」が鉄則です。石鹸で強く洗うと皮膚バリアがさらに削られるため、微温湯や流水で優しく流し、保冷剤をタオルに巻いて当てるとかゆみの神経伝達を一時的に抑えられます。
原因物質を速やかに取り除き、軽症の段階で適切なセルフケアを行えば、治るまでの期間はおおむね3日〜1週間程度で収束に向かいます。しかし、原因を取り除けずに掻き壊してしまうと、二次感染(とびひ化)を起こしたり、完治までに数週間〜数カ月を要するケースも珍しくありません。