受験生や教育関係者の間で最も白熱した議論を生むのが、「旧帝大ナンバー3はどちらなのか」という論争です。
文系学部や都市部での就職実績を基準にする場合、軍配が上がるのは大阪大学です。関西圏の経済基盤を背景に、法学部・経済学部・外国語学部(旧大阪外国語大学)が極めて高い難度と就職実績を誇り、大手金融、総合商社、外資系コンサルへの進学ルートが確立されています。
一方、理系・研究力・国際展開力で猛追しているのが東北大学です。東北大学は国の10兆円規模の大学ファンドを活用した「国際卓越研究大学」の第1号として正式認定を受け、年間数百億円規模の支援を受ける体制を確立しました。この莫大な研究開発費と最先端設備への投資により、材料科学、スピントロニクス、ナノテクノロジー分野で世界屈指の実績をあげており、学術界における存在感では阪大を凌駕する局面が急増しています。
結論として、「民間就職・文系重視なら大阪大学」「研究力・理系イノベーション重視なら東北大学」という明確な棲み分けが完成しており、単純な1本の物差しでは測れないハイレベルな3番手争いが続いています。