大宮けんぽグラウンドを語る上で避けて通れないのが、荒川の遊水地としての宿命である大宮けんぽグラウンド水害冠水の歴史です。2019年の令和元年東日本台風(台風19号)をはじめ、記録的な豪雨の際にはグラウンド全体が広大な水没エリアとなり、大量の泥流が堆積する甚大な被害を受けました。
しかし、関係者やグラウンドキーパーの献身的な復旧作業と治水インフラの更新により、大宮けんぽグラウンド現在の状況は劇的に改善されています。土壌の入れ替え、暗渠排水(地下排水管)の再整備、オムニコートの全面張り替えなど、段階的なリニューアルが完了しました。
荒川上流の治水ダム群や調節池の整備が進んだことに加え、施設側も「早期復旧プロトコル」を確立しています。増水警報時の資機材高台避難や、冠水後の重機による泥出し作業が迅速化された結果、降水後の営業再開スピードは以前と比較して格段に向上しています。