松井秀喜氏の驚異的な肉体は、一朝一夕で作られたものではありません。石川県の松井秀喜 星稜高校時代からすでに規格外のスケールを誇り、名将・山下智茂監督のもとで徹底した土台作りが行われました。
高校入学直後で既に180cmを超えていた松井氏は、高校3年夏に甲子園で「伝説の5打席連続敬遠」を経験した時点で、すでに身長186cm・体重86kgに達していました。当時の高校球児の平均体格を根底から覆すフィジカルであり、対戦校の投手陣が「立っているだけでストライクゾーンが狭く見える」と恐怖を口にしたほどです。
プロ入り後、読売ジャイアンツでの10年間で身長は188cmで完全に定着。その後、松井秀喜 メジャーリーグ 体格へとステップアップする過程で、注目すべきは「体重の増加」と「徹底した体幹の筋力強化」でした。
自著『不動心』や当時のインタビューにおいて、松井氏は「力でねじ伏せにくるアメリカの投手に対抗するため、下半身の粘りとボールに負けないウエイトが必要だった」と語っています。100kgの大台を超えても走力を落とさず、ヤンキーススタジアムの左中間・右中間を駆け抜けた肉体は、日米のバイオメカニクス担当者からも絶賛される完成度を誇っていました。