なぜカモシダ・パレスではこれほどまでにゲームオーバーの画面を見るプレイヤーが多いのでしょうか。ゲームメディアの検証データやユーザーのプレイ記録を分析すると、その原因はプレイヤーの腕前ではなく、序盤特有の極端なリソース不足に集約されます。
中盤以降であれば、診療所で購入できる強力なSP回復アクセサリー(貼る大気功など)や豊富なアイテムによって魔法スキルを連発できます。しかし、物語が始まったばかりのカモシダ・パレス探索時では、SPを回復する手段が「四軒茶屋や渋谷の自動販売機で買えるごく少量のジュース類」か、ダンジョン内の貴重な宝箱から得られるアイテム程度しか存在しません。
敵の弱点を突いて「1 More」を取り「総攻撃」で一掃する基本システムは爽快ですが、すべてのエンカウントで初期ペルソナの魔法スキルを使い続けていれば、わずか4〜5戦でSPゲージは空になります。SPが枯渇した状態でシャドウに先制攻撃を許せば、主人公の防御力の低さも相まって一瞬で全滅へと追い込まれます。これが、多くのプレイヤーが陥る「序盤の全滅トラップ」の正体です。