レミオロメン「3月9日」の真相|卒業ではなく結婚祝いだった誕生秘話

レミオロメン「3月9日」の真相|卒業ではなく結婚祝いだった誕生秘話

レミオロメン「3月9日」の真相|卒業ではなく結婚祝いだった誕生秘話の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

レミオロメンのキャリアを語る上で欠かせない二大巨頭といえば、「3月9日」とドラマ『1リットルの涙』の主題歌となった「粉雪」です。同じバンドが生み出し、同じドラマで日本中を席巻した2曲ですが、その音楽的アプローチや感情のベクトルには明確なコントラストが存在します。

項目3月9日(2004年発売)粉雪(2005年発売)編集部の見解・分析楽曲の原点・テーマ親友への結婚祝い・感謝と祝福孤独と葛藤、他者との心の擦れ違い「温かな寄り添い」と「激情的な叫び」という対照性調性およびコード進行Key: F major(アコギはCapo 3のDフォーム等)
穏やかなカノン進行ベースKey: E major〜
サビで一気に高音域へ突き抜ける跳躍進行3月9日は合唱や弾き語りに適した安定感を持つメディア展開『1リットルの涙』挿入歌・キットカットCM『1リットルの涙』メイン主題歌主題歌と劇中歌の相乗効果で双方の認知が爆発演奏・弾き語り難易度ギター初心者でもコードを押さえやすい親しみやすさ最高音域が非常に高く、ボーカルの技術難度が高い「3月9日」は自ら歌い、演奏したくなる大衆性がある

音楽理論の観点から「3月9日」を分析すると、アコースティックギターのコード進行は、美しいアルペジオと安定したベースラインによって支えられています。カポタストを使用したシンプルなオープンコード中心の構成でありながら、時折挟まれる分数コードやメジャーセブンスの響きが、春の木漏れ日を想起させる絶妙なノスタルジーを醸し出しています。

これに対し「粉雪」は、感情を限界まで張り詰めたロックバラードであり、サビの爆発的なダイナミクスが特徴です。静謐に語りかける「3月9日」と、情感をむき出しにして訴えかける「粉雪」。このコントラストの妙が、レミオロメンのソングライティングの懐の深さを物語っています。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。