本作における最強の議論において、避けて通れない事実が存在します。それは、伝説のポケモンであるミュウツーを最終アタッカーとして据えるよりも、水ポケモンであるハイドロポンプスターミーと、未進化のビルドアップワンリキーを組み合わせた方が、圧倒的に早く敵を溶かせるという極めて歪で洗練されたゲームバランスです。
その最大の根拠は、攻撃技「ハイドロポンプ」の物理的な判定機構にあります。前方に水柱を4本打ち上げるこの技は、1発ごとの威力が極めて高いだけでなく、大型ボスに対しては複数の水柱が重複してヒットします。さらに後退モーションを利用した安全圏からの砲撃が可能なため、敵の範囲攻撃を被弾するリスクを最小化しながら数万単位の瞬間火力を叩き出します。
そして、その火力を極限まで引き上げるのが補助役のワンリキーです。補助技「ビルドアップ」に「けっそくストーン」を3基連結させると、攻撃力アップと防御力アップ双方のバフを味方全体に80%近く分配できます。さらにワンリキー固有のビンゴボーナスおすすめ構成(格闘わざの待ち時間短縮)を揃えることで、効果時間が切れる前に2重、3重の多重掛けが成立し、パーティ全体の攻防ステータスを実質2倍以上に引き上げ続ける永久機関が完成する仕組みです。