ファーストサマーウイカの戸籍上の名前において、名が「初夏(ういか)」であることは本人が各メディアで堂々と明かしています。「初夏」という漢字は通常「しょか」「はつなつ」と読まれますが、彼女の両親が「初夏(6月上旬)の清々しい季節に生まれたこと」を記念して名付けた、風情ある本名です。
一方で、名字については芸能事務所から公式発表はなされていません。にもかかわらず、ネット検索で「ファーストサマーウイカ 本名 堂島初夏」や「ファーストサマーウイカ 旧姓」というキーワードが常時上位に挙がる背景には、彼女が上京する前に行っていた大阪での演劇活動が関係しています。2009年から所属していた大阪の劇団「レトルト内閣」時代や初期のインディーズ活動、さらには高校時代の卒業アルバム流出騒動の中で「堂島初夏」名義が確認されたことから、古参ファンの間では「旧姓は堂島でほぼ間違いない」と語り継がれているのが実情です。
では、あの極めてキャッチーな「ファーストサマーウイカ 芸名の由来」はどこにあるのでしょうか。その誕生は、彼女が2013年に破天荒アイドルグループ「BiS」の新メンバーオーディションに合格した瞬間に遡ります。
当時の面接において、本名の「初夏(ういか)」を聞いた音楽プロデューサー・渡辺淳之介氏らが「初夏ってパッと見で地味」「カタカナのほうがインパクトがある」と即座に発想。「初夏=ファーストサマー」と直訳し、本名の「ウイカ」を語尾に連結させたことで、一度聴いたら脳裏から離れない『ファーストサマーウイカ』という芸名が爆誕しました。自身のルーツである本名をそのまま英語に変換して看板に仕立て上げるという、ウィットに富んだ言語センスが光る命名劇だったのです。