恐怖やブラックユーモアの印象が強い一方で、本作を象徴するもう一つの柱が、涙なしには見られない珠玉の感動エピソードです。その頂点に君臨する神回が「天国からのビデオレター」です。
不治の病に冒された母親が、幼い娘の成長に合わせて結婚式に至るまでの節目ごとにビデオテープを遺していくというストーリー。母が娘に注ぐ無償の愛と、時の流れとともに成長していく娘の葛藤、そしてクライマックスで明かされる母の真意は、全国の視聴者を涙で包み込みました。放送から年月が経った今でも、ネット上の「アニメ史上最高の泣ける回」ランキングで必ず上位に挙げられる不朽の傑作です。
さらに、親子の絆を描いた「母ちゃんのオルゴール」や、動物と人間の心の交流を温かく描いたエピソードなど、幅広いジャンルの名作がオムニバス形式ならではの密度の濃さで制作されていました。