桃井さつきの歩みは、『黒子のバスケ』という作品の光と影を象徴しています。帝光中時代、純粋にバスケを楽しんでいた仲間たちが才能の開花とともにバラバラになっていく過程で、彼女は誰よりも涙を流し、関係の修復を願い続けました。
作中では数々の名言と名シーンが誕生しています。
「私…テツくんが好き。でも…負けないからね」
ウィンターカップ本戦前、誠凛と桐皇が激突する直前に黒子へ投げかけた言葉です。個人的な好意と、桐皇マネージャーとしての矜持がせめぎ合う桃井のプロ意識と芯の強さが表れた名セリフとして知られます。
本編完結後の続編『黒子のバスケ EXTRA GAME』(劇場版『LAST GAME』)では、アメリカのストリートバスケチーム「Jabberwock(ジャバウォック)」に対抗するため結成されたドリームチーム「Vorpal Swords(ヴォーパル・ソーズ)」のマネージャーに就任。キセキの世代と黒子、火神が一堂に会する奇跡の舞台で、再びその卓越した情報収集能力を存分に発揮し、世界レベルの強豪撃破に大きく貢献しました。