ネット検索において「ナショナルカントリー倶楽部 千葉 閉鎖理由」や「跡地」という不穏な関連ワードが並ぶ最大の理由は、ゴルフ場の看板そのものが過去に消滅した事実にあります。ゴルフ場検索サイトや地図アプリで「ナショナルカントリー倶楽部 千葉」と入力しても該知名の施設はヒットしません。そのため、事情を知らないゴルファーが「人知れず廃業・閉鎖に追い込まれたのではないか」と推測したことが噂の発端です。
現地取材および登記情報の追跡調査により判明した決定的な事実は、千葉県君津市に位置していた同クラブが、「ロイヤルスターゴルフクラブ」へと屋号を改め、現在も27ホールのチャンピオンコースとして堂々と営業を継続しているという事実です。広大な敷地に展開される「今・昔・未来」の各9ホール(計27ホール)は、高低差を抑えたフラットな設計思想を受け継ぎ、アクアライン経由で都心からアクセスしやすい戦略的コースとして親しまれています。
では、なぜ由緒ある「ナショナル」の冠を外さざるを得なかったのでしょうか。その決定打となったのは、開発母体であった大手不動産会社「松下興産」の破綻と、それに伴う法的手続きでした。