グリル金プラ三宮店が営業していた当時、利用者はどのような体験をしていたのか。グルメレビューサイトやSNSコミュニティに投稿された膨大なアーカイブを精査すると、単なる味の評価にとどまらない、人々の愛着が浮き彫りになります。
「三宮センター街で買い物をした帰り、階段を降りて地下の金プラに向かうのが我が家の定番だった。テーブルに置かれた金属製の器に入ったハイシライスを見るだけで胸が高鳴った」というファミリー層の声や、「気取らない雰囲気なのに、出てくる料理はホテルクオリティ。サラリーマンの給料日のご褒美ランチだった」というビジネスパーソンの証言が数多く確認できます。
一方で、率直な意見として「店内がやや手狭で、ピーク時はゆっくり落ち着いて食べる雰囲気ではなかった」「昔ながらの喫煙環境や昭和の設備感が残っていた」といった指摘もありました。しかし、そうした無骨で飾らない佇まいこそが、平成から令和へと移り変わる中でも「飾らない本物の街場洋食」として愛された理由でした。