食欲減退に効く漢方の選び方|六君子湯と補中益気湯の真相と受診目安の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。
食欲減退に用いられる主要な4処方について、医療用エキス製剤のデータおよび薬局現場での指標を比較検証しました。自身の体質(証)と照らし合わせる客観的な指標として活用してください。
処方名(番号)主な構成生薬・適応症状3割負担時の月額目安(処方箋)編集部の見解・適応ターゲット六君子湯
(ツムラ43番)人参・白朮・茯苓・半夏・陳皮など8種類。
胃もたれ、早期飽満感、吐き気。約1,200円〜1,600円
(薬価ベース・調剤料別)胃の動きが鈍く、食べるとすぐに満腹になる虚弱体質の第一選択。補中益気湯
(ツムラ41番)黄耆・人参・白朮・柴胡など10種類。
全身倦怠感、微熱感、内臓下垂感。約1,400円〜1,800円
(薬価ベース・調剤料別)疲労困憊で食べる気力すら湧かない「気虚」状態の体力底上げに最適。安中散
(ツムラ5番)桂皮・延胡索・牡蛎・茴香など7種類。
冷え、空腹時のみぞおち痛、胸やけ。約900円〜1,300円
(薬価ベース・調剤料別)神経性胃炎や胃酸過多を伴う、神経質で痩せ型の痛みを伴う食不振に。人参養栄湯
(ツムラ108番)人参・当帰・地黄・五味子など12種類。
病後衰弱、皮膚枯燥、貧血、手足の冷え。約1,800円〜2,400円
(薬価ベース・調剤料別)食欲不振による深刻な体重減少や、フレイル傾向の高齢者に極めて有効。