特殊拘禁施設「タルタロス」にて、相澤消太と山田ひざしが黒霧と面会した原作第253話から第255話(アニメ第5期)の展開は、連載当時のSNSや考察コミュニティに巨大な激震を走らせました。
尋問室で相澤が涙ながらに「俺たち3人でヒーローになるんだろ!」と訴えかけた瞬間、脳無のプログラムに亀裂が入り、黒い霧の奥から包帯を巻いた白雲朧の素顔がおぼろげに浮かび上がりました。そして絞り出すように放たれた「し・ら・く・も」「病院」という一言は、X(旧Twitter)で即座に世界トレンド1位を獲得するなど、読者の感情を大きく揺さぶりました。
考察班の間では、「すでに脳死して肉体改造された人間から自我を取り戻すことは可能なのか」という議論が過熱。読者の間では「救われてほしいが、脳無としての罪や肉体の変貌を考えると生存エンドはあまりにも切ない」といった声が多数寄せられ、ヒロアカという作品が持つダークファンタジーとしてのリアリズムと倫理的葛藤が浮き彫りとなりました。