加藤鮎子氏は、自由民主党の幹事長などを歴任した伝説的な政治家・加藤紘一氏の娘として生まれ、幼少期から政治の生々しい現場に触れて育った。地元の強い信望を背景に、山形3区から衆議院選挙へ出馬して初当選を果たしたプロセスは、名門の系譜を継承しつつも自身の足で地域を這い回る地道な泥臭さに満ちていた。
一方の宮崎謙介氏もまた、民間企業でのビジネス経験を引っさげ、自由民主党の公募制度を突破して衆議院議員の座を掴み取った人物だ。従来の永田町の慣行にとらわれない発言やアイデアは、当時の政界に新鮮な刺激を与えた。