ペットボトルの正しい捨て方2026|キャップ・ラベル・潰す基準解説

ペットボトルの正しい捨て方2026|キャップ・ラベル・潰す基準解説

ペットボトルの正しい捨て方2026|キャップ・ラベル・潰す基準解説の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

家庭から出る飲料用ペットボトルを資源ごみとして正しく排出するためには、リサイクル工程を逆算した「外す・洗う・潰す・分ける」の4ステップを徹底することが不可欠です。自治体や再生処理工場の現場データによると、異物混入や未洗浄ボトルの割合が数パーセント存在するだけで、再生樹脂の純度が大幅に低下することが報告されています。

収集所に出す前の標準手順は次の通りです。

ステップ1:キャップとラベルを完全に外す
本体のPET(ポリエチレンテレフタレート)素材に対し、キャップはPP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)、ラベルはPS(ポリスチレン)など異なるプラスチックで作られています。これらが混ざると再生PET樹脂の強度が低下するため、手作業で完全に分離することが大前提となります。

ステップ2:キャップ下のリングの扱いを確認する
ボトル口部に残るリング(サポートリング)について「刃物で切って外すべきか」という相談が多く寄せられますが、リングは本体に残したままで問題ありません。再生処理工場の粉砕・比重選別工程において、水に沈むPET樹脂と水に浮くポリオレフィン樹脂(リング部分)は自動的に比重分離される設計になっています。怪我のリスクを冒してまで切断する必要はありません。

ステップ3:中身を完全に空にして水ですすぐ
ジュースやコーヒー、お茶などの残留物は腐敗やカビ、悪臭の原因となり、保管施設での衛生問題や選別機のエラーを引き起こします。洗剤でゴシゴシ洗う必要はなく、「水を入れて数回振り、濁りや匂いが取れる程度のゆすぎ」を1〜2回行えば十分です。

ステップ4:自治体の指示に合わせて潰す
大半の自治体では、収集運搬時の積載効率を高めるために「横から平らに潰す」または「縦方向に押し潰す」ことを推奨しています。ただし、一部の自動光学選別機を導入している施設では形状認識の都合から「潰しすぎない」ことを求める地域もあるため、お住まいの自治体ルールの確認が推奨されます。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。