ネット上で「俺 俺 俺 俺」と検索するユーザーの動機を検証すると、大きく分けて4つの異なる文脈が存在することが判明しています。断片的な記憶から曲名を探しているケースや、奇妙なタイトルの映像作品を追っているケースなど、目的は多岐にわたります。
第1のルーツは、夏のアンセムとして不動の地位を築く湘南乃風の楽曲『睡蓮花』です。サビ突入直前に放たれる怒濤のアオリフレーズが強烈なインパクトを残し、「あの曲名は何か」と探すリスナーが後を絶ちません。
第2のルーツは、星野智幸の傑作小説を原作とし、亀梨和也が1人33役を演じ分けた映画『俺俺』です。日常が不条理な狂気へと変貌していくプロットの特異性から、あらすじや考察を求める映画ファンに検索されています。
第3のルーツは、平成から令和へと形を変えながら続く「オレオレ詐欺(特殊詐欺)」に関する防犯・ニュース検索です。そして第4のルーツとして、SNSや掲示板で過度な自己主張を揶揄するネットミームとしての用法が挙げられます。それぞれの詳細を順に追っていきましょう。