英語学習プラットフォームや外資系企業に勤務するビジネスパーソンへのヒアリング、SNSコミュニティの検証を行うと、多くの学習者が「口癖としてのactually」から抜け出せずに苦戦している実態が浮かび上がります。
大手IT企業でクロスボーダー案件を担当するプロジェクトマネージャーは次のように証言します。
「海外拠点とのオンラインミーティングで、日本人メンバーが発言の枕詞に『Actually...』を多用していたところ、海外側から『なぜこちらの提案に毎回反対から入るのか』と誤解され、会議が紛糾したことがありました。本人は単に『実はですね』というクッション言葉のつもりだったのですが、文脈に合わないactuallyは摩擦を生みます」
一方、英語圏のネイティブ同士の会話でも、若年層を中心にactuallyが「like」や「you know」と同様の無意味なつなぎ言葉として多用される現象が観察されます。しかし、知的な印象を保つべきビジネス環境や面接の場では、こうした乱用は明らかな減点対象とみなされるのが現実です。