二人の出会いは1975年にさかのぼります。当時、実姉との漫才コンビ「海原千里・万里」として爆発的な人気を誇っていた上沼恵美子さん(当時・海原千里)と、関西テレビの若手有望ディレクターだった真平氏が、番組の現場で出会ったことがすべての始まりでした。
知的で落ち着いた雰囲気を持つ真平氏に恵美子さんが惹かれ、交際へと発展。1977年、恵美子さんが弱冠22歳という若さで電撃結婚を発表しました。人気絶頂期での結婚引退は芸能界を驚かせ、家庭に入る決意を固めたものの、卓越したトーク力を惜しむ声に押される形で、結婚翌年の1978年には芸能界復帰を果たします。
復帰後は家庭と仕事を両立させながらトップタレントへの道を駆け上がりましたが、夫を立てることを重んじる昭和の家庭観と、時代の寵児としてのキャリアの間で、長年にわたる葛藤を抱えることにもなりました。