「How Long」の最大の魅力は、耳に残る軽快なベースラインとは裏腹に、極めて重苦しい恋愛の修羅場を描いたリリックのギャップにあります。タイトルである「How Long has this been going on?(これは一体いつから続いていたの?)」は、浮気を察知した恋人から突きつけられた決定的な一言です。主人公の男は逃げ場を失い、取り繕うこともできずに自身の過ちを認めるしかありません。
楽曲のハイライトとなるサビ部分の英語歌詞と日本語訳の対訳、そして英語特有のリンキング(音の繋がり)を反映したカタカナ歌詞をチェックしてみましょう。
【サビ(Chorus)の対訳と発音ガイド】
英語歌詞:
"How long has this been going on?
You've been creepin' 'round on me
While you're callin' me 'baby'
How long has this been going on?
You've been actin' so shady
I've been feelin' it lately, baby"
カタカナ歌詞(歌唱用リンキング):
ハウ ロング ハズ ディス ビン ゴーイン オン?
ユーヴ ビン クリーピン ラウンド オン ミー
ワイル ユア コーリン ミー ベイビー
ハウ ロング ハズ ディス ビン ゴーイン オン?
ユーヴ ビン アクティン ソー シェイディ
アイヴ ビン フィーリン イット レイトリー ベイビー
日本語対訳(和訳):
「これは一体いつから続いていたの?
私を『ベイビー』と呼びながら
裏でこそこそ隠し事をしていたんでしょ
どれくらい前からこんなことをしていたの?
ずっと怪しい態度をとっていたわよね
最近ずっと胸騒ぎがしていたのよ」
続くヴァース(Aメロ)では、男側の苦しい弁解が展開されます。「I'll admit, I was wrong, what else can I say?(認めるよ、僕が悪かった。他に何が言えるだろう)」「She mean nothing to me, I gave my heart to you(彼女なんて僕にとって何の意味もない、僕の心は君だけのものだ)」といった歌詞は、自らの非を認めつつも相手を引き留めようとする、人間の弱さと愚かさをこれ以上ないほど露骨に表現しています。