斎藤アナのキャリアを語る上で欠かせないのが、国民的アイドルグループ「乃木坂46」での活動と、そこからの劇的な進路転換です。2011年、14歳で1期生オーディションに合格した彼女は、選抜メンバーとアンダーを行き来しながら地道な努力を重ねていました。第10弾シングル『何度目の青空か?』で悲願の初選抜入りを果たしたものの、常にスポットライトの中心にいたわけではありませんでした。
彼女がグループ卒業を決断した背景には、明治大学文学部への進学と卒業が深く結びついています。高校卒業後、明治大学文学部に進学した斎藤アナは、過密なアイドル活動と学業の両立という過酷な日々に直面しました。テレビ朝日の公式プロフィールでも「近況報告をしながらのんびりとご飯を食べている時間はかけがえのない大切な時間」と述懐しているように、多忙極まる青春時代の中で自分自身の将来像を真摯に見つめ直したといいます。
2018年7月、乃木坂46からの卒業を発表した際の「乃木坂46 卒業理由」について、一部で噂されたようなメンバー間の不仲や活動への不満は存在しません。斎藤飛鳥や能條愛未、樋口日奈ら同期メンバーとプライベートで食事や旅行を楽しむなど良好な関係を築いており、卒業の根底にあったのは「アナウンサー就活に専念し、自分の言葉でニュースを届ける報道人になりたい」というプロフェッショナルとしての自立心でした。
大学卒業と同時に2019年4月、難関倍率を誇るテレビ朝日のアナウンス職に内定。元トップアイドルという知名度に甘えることなく、一般の就職活動生と同様にエントリーシートを書き、面接を突破して掴み取った正規採用でした。