幕末志士坂本の素顔を巡る議論において、最大の震源地となったのが過去の生放送におけるカメラ誤作動疑惑と、匿名掲示板に投下された学生時代の卒業アルバムとされる写真流出です。
当時、ニコニコ生放送の公式特番や会員限定配信の技術的トラブルに乗じ、「坂本の自室と顔の一部が反射して映り込んだのではないか」というキャプチャ画像がネット上に瞬く間に拡散されました。ファンコミュニティは騒然となり、一時Twitter(現X)のトレンド上位を独占する事態へと発展。さらに同時期、坂本の本名や同級生関係を暴こうとする特定班によって、北海道の某校の卒アル画像とされる写真が共有されました。
しかし、当時の配信録画や検証データを仔細に分析すると、流出画像とされたものの多くは別人の写真を加工した悪質なコラージュ、あるいは配信画面の暗転時に黒い画面へ映り込んだ影の輪郭を誇張したものであったことが判明しています。本人は後の雑談配信において、直接的な画像への言及は避けつつも、「ネットの特定班はデタラメを信じ込みすぎている」と笑い飛ばすなど、持ち前のユーモアで切り返しました。決定的な「完全一致の素顔写真」は流出しておらず、疑惑の域を出ないというのがジャーナリスティックな事実検証の結論です。