2004年公開の映画『下妻物語』は、彼女のキャリアにおいてもう一つの大きな転換点となりました。茨城県下妻市を舞台に、ロリータファッションをこよなく愛するマイペースな少女・竜ヶ崎桃子を演じ、ブルーリボン賞主演女優賞など数々の賞を受賞。フリルとレースに身を包んだ彼女の姿は、サブカルチャーの枠を超えてファッションアイコンとしての地位を確立しました。
ヤンキー役の土屋アンナとの絶妙な掛け合いはコミカルでありながら、どこか孤独を抱える少女の芯の強さを描き出し、映画史に残る傑作となりました。この作品で見せたドーリーなビジュアルは、現在の海外のロリータファッション愛好家の間でもバイブルとされています。