SNSや匿名掲示板、ユーザー調査の現場からは、数値に対する男性たちのリアルな葛藤が浮かび上がってきます。
「登録して最初の1週間で20いいねまで増えたが、その後ピタリと止まり、気づけば1桁に逆戻りした」「同僚の女子に画面を見せてもらったら、男のいいね数は10前後ばかりで安心した」といった証言は非常に典型的です。男性側は「周囲のライバルはもっと持っているのではないか」という疑心暗鬼に陥りやすいものの、女性側の検索画面を客観的に観察すると、30以上のいいねを持つ男性すらスクロールして探さなければ見つからないケースが珍しくありません。
マッチングアプリ with 男性の評判を調査したところ、「Pairs(ペアーズ)などに比べて内面重視の真面目な女性が多く、男性の見た目偏重が起きにくい」という評価が定着している一方で、「女性側の警戒心が強く、軽い気持ちでいいねを押してくれない」という側面も浮き彫りになっています。女性側も保有する無料いいね数に限りがあるため、慎重に相手を見定めており、それが男性全体のいいね数を抑制する構造的要因となっています。