フランス代表の命運を握る最大のキーマンが、主将でありエースナンバー「10」を背負うキリアン・エムバペです。名門レアル・マドリードへの移籍を経て、単なるスピードスターから「試合を支配する完全無欠のストライカー」へと劇的な進化を遂げました。
若き日に爆発的なスピードで世界を震撼させた怪童は、現在では中央でのポストワークやライン間での配球、勝負どころでの決定力を研ぎ澄ませています。代表キャップ数とゴール数においても、歴代最多得点記録保持者であるオリヴィエ・ジルーの記録を猛追。名実ともにフランスサッカー界のアイコンとして君臨しています。
かつてピッチ外での振る舞いが議論を呼ぶ場面もありましたが、デシャン監督からの絶大な信頼のもとでキャプテンシーを発揮。若手主体のスカッドを精神的支柱として牽引する姿には、風格と成熟が漂っています。