なぜ五千尺ホテル上高地は予約困難?絶景と極上フレンチの全貌を暴く

なぜ五千尺ホテル上高地は予約困難?絶景と極上フレンチの全貌を暴く

なぜ五千尺ホテル上高地は予約困難?絶景と極上フレンチの全貌を暴くについての疑問解決ガイドを徹底解説します。

宿泊客が口を揃えて絶賛し、滞在記の多くで主役として語られるのが、メインダイニング「The Gosenjaku」で提供される五千尺フレンチディナーです。

山岳リゾートの食事といえば、かつては素朴な郷土料理や定番の和食会席が主流でした。しかし五千尺ホテルは、東京や本場フランスの名店に匹敵するモダンフレンチへと昇華させました。料理長が信州各地の生産者を訪ねて厳選した信州サーモン、信濃大町黒豚、安曇野の採れたて高原野菜、信州牛、さらには秋の天然キノコやジビエなど、風土の恵みを惜しみなく注ぎ込んだコース仕立てとなっています。

料理の輪郭を引き立てるソースの軽やかさと奥深さ、そしてソムリエが提案する信州産ワインやブルゴーニュの銘醸ワインとのペアリングは、舌の肥えた都心の美食家たちをも驚嘆させています。山岳地帯にありながら、食材の鮮度管理から温度管理、盛り付けの美しさに至るまで一切の妥協がありません。

また、翌朝の朝食も特筆すべき完成度を誇ります。自家製の焼き立てクロワッサンや天然酵母パン、安曇野産リンゴジュース、濃厚な平飼い卵料理、そして創業以来受け継がれるオリジナル手作りジャムなど、目覚めたての身体を優しく満たす構成です。

そして、五千尺の名を全国区に押し上げたもうひとつの象徴が、併設のカフェ「スイーツカフェ&バー LOUNGE」で提供されている伝説のアップルパイです。

信州産の紅玉リンゴを贅沢に大振りにカットし、じっくりと煮詰めてパイ生地で包み込んだ逸品。一般的なアップルパイのようにカスタードやスポンジでかさ増しせず、リンゴ本来の爽やかな酸味とシナモンの芳醇な香りを前面に押し出しています。サクサクのパイ生地とのコントラストは完璧で、観光客向けに販売される店頭分は連日完売。宿泊者はチェックイン時や夕方の静かなティータイムに、梓川の清流を眺めながら優雅に味わうことができます。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。