受診後に「こんなはずではなかった」と後悔しないために、事前に把握しておくべき盲点とネット上で見られる誤解を整理します。
誤解①:ネット受付をすれば時間通りに呼ばれる?
前述の通り、ネット受付は「当日の順番取り」であり、日時を確約する予約ではありません。前の患者の処置内容(緊急の小手術や創傷処置など)によって診察の進み具合は激しく前後します。「〇時に行けばすぐ終わる」と過信せず、前後のスケジュールに余裕を持って臨む必要があります。
誤解②:ほくろや粉瘤は初診当日に必ずすぐ切除してもらえる?
小さな処置であれば当日の状況次第で対応可能な場合もありますが、基本的には「初診での診察・診断 → 手術日の別日予約 → 後日手術・抜糸」というプロセスを踏むのが標準です。当日いきなりの完全切除を期待していくと、カウンセリングと予約のみで終了し、二度手間感を抱く原因になります。
誤解③:美容皮膚科の相談と保険診療を一度に無制限に受けられる?
日本の健康保険法上、同一の疾患に対して保険診療と自由診療を無秩序に混在させる「混合診療」は原則禁止されています。例えば、保険のニキビ診察を受けながら、同日に自費の高度なレーザー照射を同一部位に行うことなどは法的な制限を受けます。どの悩みを保険で治療し、どの美容施術を自費で行うのかは、受付や診察時に明確に整理しておくことが重要です。