「新幹線より安く、高速バスより定時性が高くて快適」という絶妙なポジションを突くのが、鉄道の別ルートです。
まず挙げられるのが、JR在来線の新快速乗り継ぎです。ルートは「京都駅 →(琵琶湖線新快速)→ 米原駅 →(東海道本線)→ 大垣駅 → 名古屋駅」。運賃は片道2,640円で、所要時間は約2時間15分〜2時間30分です。米原や大垣での乗り換えが1〜2回発生するものの、青春18きっぷのシーズンでなくとも通年この安さで移動できるため、知る人ぞ知る定番の節約ルートとして親しまれています。
もうひとつ、移動そのものを極上の時間に変えたい旅慣れた層から熱烈な支持を集めているのが、近鉄特急「ひのとり」を絡めたルートです。京都駅から近鉄京都線で大和八木駅まで南下し、そこから名阪甲特急「ひのとり」に乗り換えて近鉄名古屋駅へ向かいます。
所要時間は約2時間20分、料金はレギュラーシートで4,500円前後。新幹線より数百円安い程度ですが、ひのとりのプレミアムシート(追加数百円)は電動リクライニングやバックシェル構造を備えた本革シートで、新幹線のグリーン車を凌ぐとも評される極上の乗り心地を体験できます。「急ぎの用事ではないが、優雅に移動したい」という休日旅には最高の選択肢となります。