劇場版のスクリーンにおいて、幾度となく訪れた世界滅亡の危機。その筆頭格としてファンの記憶に刻まれているのが、作品史上屈指の邪悪として君臨するデビルスターだ。黒い雷撃を放ち、触れたもの全てを無機質な石へと変える力はまさに規格外。主人公たるアンパンマンすらも容赦なく石化させ、作品史上最も絶望的な敗北を突きつけた存在として語り継がれている。
一方、映画『ブラックノーズと魔法の歌』の闇の女王ブラックノーズも異彩を放つ。人々の「喜び」や「楽しさ」といった感情を奪い去り、世界を暗黒と沈黙で包み込む精神干渉能力は、物理的な破壊力を凌駕する恐怖だ。裏設定としても「世界の対極に位置する絶対的な闇」として描写されており、その公式的な強さは単なる悪役の域を完全に超えている。