かわいらしい折り方を取り入れる際に最も重要なのは、見た目のインパクトだけでなく「相手がスムーズに開封できる構造になっているか」という点です。どんなに凝った複雑な折り方であっても、どこから開ければよいのか分からず紙を破いてしまっては、せっかくの心遣いが台無しになってしまいます。
受け取った人が思わず感嘆の声を上げる手紙には、必ず「引けばワンアクションで開くタブ(つまみ)」や「差し込みを外すだけで展開するスリット」が組み込まれています。例えば、角を少し折り返して目印を作ったり、マスキングテープを使わずに端をポケット状の隙間に挟み込んだりする工夫です。こうした渡しやすい手順と開けやすさへの配慮こそが、単なる自己満足にとどまらない、大人の気配りを感じさせる手紙の真髄といえます。