事故発生の瞬間を記録した陥没事故のドライブレコーダー映像が公開されると、その凄まじい衝撃は瞬く間に世間を震撼させました。映像には、直前まで前走車が何食わぬ顔で通過していた平穏な車道が、トラックの前輪が差し掛かった瞬間に一気に破断し、車体ごと暗闇へ沈んでいく様子が克明に残されていました。
道路陥没事故の経緯の詳細を時系列で整理すると、事故の前兆は極めてわずかでした。トラックの直前を走っていた乗用車のドライバーは「アスファルトにわずかな波打ちを感じたが、まさか直後に崩れ落ちるとは思わなかった」と証言しています。自重のある中型・大型トラックが差し掛かったことが、限界を迎えていた地盤崩落の引き金になった形です。
後続車の車載カメラには、落下したトラックのテールランプが一瞬にして視界から消え、土煙が激しく立ち上る様子が映し出されていました。ブレーキを踏む間すらなかったトラック運転手に過失はなく、完全な「不可抗力の地中トラップ」であったことが映像からも裏付けられています。