普通のおかずが劇的カフェ風に!お弁当のおしゃれな詰め方と彩り黄金比

普通のおかずが劇的カフェ風に!お弁当のおしゃれな詰め方と彩り黄金比

普通のおかずが劇的カフェ風に!お弁当のおしゃれな詰め方と彩り黄金比の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

弁当箱の形状が異なれば、視線が向かうフォーカスポイントも全く異なります。器の特性を無視して同じ詰め方を当てはめようとすると、空間を持て余したり、窮屈な印象を与えてしまいます。

近年圧倒的な支持を集め続けているのが、伝統工芸の機能美を誇る曲げわっぱのおしゃれな詰め方です。天然木(杉やヒノキ)の温もりがある曲げわっぱは、料理の水分を程よく調整してくれる実用性だけでなく、食材の輪郭を引き立てる力を持っています。長手方向を活かす小判型の場合、中央にご飯と主菜の仕切りとして「斜めの一文字」を入れるのが鉄則です。木肌の茶色と同化しやすい揚げ物は、大葉を背面に敷いて緑を覗かせることで、工芸品とおかずの境界を美しく際立たせることができます。

一方、深さがあり配置に悩む声が多いのが、丸型弁当箱のおしゃれな詰め方です。四隅が存在しない丸型は、中心から外側へ視線が放射状に広がる特徴を持っています。そのため、ご飯を中心または奥半分に敷き、おかずを「時計の文字盤」のように円周に沿って扇形に並べていく「放射状レイアウト」が最も映えます。中心部に日の丸のような鮮やかな梅干しや、花形にカットしたラディッシュを鎮座させることで、視線が中央に集まり、整然とした印象を与えられます。

さらに、朝の時短ニーズと圧倒的なライブ感で定番化したのが、のっけ弁の盛り付けと詰め方のコツです。ご飯の上に直接おかずを敷き詰めていくスタイルですが、単なる「丼物の流用」に見せないための極意は、「標高差(立体レイアウト)」と「具材の整列」にあります。ご飯全体に千切り海苔や錦糸卵などの敷きマットを薄く広げた後、大判の豚生姜焼きや照り焼きチキンを斜めに重ねて並べ、脇にゆで卵の断面(黄色)を上に向けて配置する。具材同士の境界を斜めのラインで揃えることで、ワイルドでありながら計算された美意識を演出できます。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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